FC2ブログ

 よくある今年を漢字一文字で表すと?と聞かれたら私は「縁」と答えます。今年は「縁」を強く感じた年でした。木彫りは3年くらい前に突然始めました。彫刻に関するなんのバックグランドもありませんでした。動機は好きだった海釣りに行けなくなり、魚が恋しいという思いが木で魚を彫らせたのかなと思います。ある日魚の本を買いに本屋に行きました。そこで偶然目に入ったのが彫刻家はしもとみおさんの「木彫り動物手習い帖」。パラパラとめくってみると生命感あふれる動物たちがいて、こんな動物を彫ってみたいと思い、その日から魚以外の動物を彫るようになりました。1年半くらい前ですかね。

 以前のブログでも書きましたが、フィリピンから帰国間もなくヘロヘロだった今年の9月の頭の頃、はしもとみおさんの作品を見るために「ケモノと夏の夜」という企画展に行きました。時間帯がよかったのかギャラリーには私一人で、じっくり作品を見れて、ギャラリーのオーナーの方ともお話しすることができました。私は「木彫り動物手習い帖」ブログに作品の写真を投稿しているのですが、そのオーナーが毎回コメントをしてくれている方だとわかり双方びっくり。話は彫刻材にも及び、私がどこで入手していいのかわからないと言うと、オーナーが小田原の製材所の事を教えてくれました。素人の私にはハードルの高い専門店ですが、思い切って製材所に電話をしてみるとOKとの返事をいただいて、9月末に小田原を訪ねてたっぷりと楠を購入できたという次第。10月以降の作品は皆小田原で買った楠を使っています。

 さて、いよいよ本題に入ります。写真の本は日本が世界に誇る知の巨人、南方熊楠を書いたものです。私が彼を知ったのは福岡単身赴任時代の6年前。2年間に200冊以上の本を読みましたが、その中で一番感動したのが津本陽の巨人伝。買った本のほとんどはブックオフ行ですが、これだけは持ち帰りました。先月くらいから何故かむずむずと南方熊楠の本を読みたいと思っていた時に大学の生協で目に入ったのが左側の本。これが読み終わると久々に巨人伝を読み返していました。はしもとみおさんはインスタグラムをやっていて、私も6500人いるフォロワーの一人です。昨日の帰宅途中の電車の中。巨人伝を読んでいたのですが、小休止でスマホでインスタグラムを見ていると、はしもとみおさんが国立科学博物館の南方熊楠展に行ったとのことが書かれていました。おっ~行ってみたという気持ちと奇遇だと驚いた気持ちと・・。自分からコメントすることはないんですが、思わず巨人伝を読んでいることと情報をありがとうございますとコメントを書きました。この時、ひょとするとはしもとさんから返事とフォローバックがあるかもしれないと予感があったんです。はしもとさんのフォロワー6500人に対してはしもとさんがフォローしているのは100人位なので、基本フォローバックされていないんだと思います。数時間後に返事とフォローバックがあって、南方熊楠を介してはしもとみおさんと繋がりました。不思議です。これで私の作品ははしもとさんの眼に入ることになったのが嬉しいですね。縁を感じた一年でした。

エン
スポンサーサイト
[ 2017/12/23 07:59 ] その他 | TB(-) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する