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月別アーカイブ  [ 2016年06月 ] 

修正力

自分が納得いくまで何度でも彫りなおし、いついかなる時も、完成直前でも、いいと思った形でなければ壊す勇気を、忘れないようにしています。

 以前ご紹介した彫刻家はしもとみおさんの言葉です。ズシンときました。よくできたと思った作品も、時間経て眺めた時に納得できない部分が見えてくることは頻繁に起こります。私もこれまで多くの作品を削り直してきました。それでも納得できないものはディスプレイしていません。この修正する力を持つことが彫刻/カービングにはもっとも必要なことかもしれません。
 トラ猫は4度目の修正をしました。顔を全面的に彫りなおしました。目を大きくして(黒目に緑を入れました)、鼻を短く、口の周りをスリムにしました。それから実家に置いてあった鯰も気になる部分が出てきて全面的に彫り直しているところです。色もつけてみようと思っています。
 次回作をどうしようか考えていました。先日畑にナスがなったのを見て、野菜を彫ってみようと思っています。今週土曜日も畑に行きます。

修正2

修正1

ナス
[ 2016/06/07 17:00 ] 木彫 | TB(-) | CM(0)

27年前の今日

 27年前北京で起こった事を思い出しました。6月4日の未明、ホテルの自室で寝ていた私は、長安街から聞こえるパンッパンッという音で目を覚ましました。最初は何の音かわかりませんでしたが、もしや、と思って外を見ると、軍の車から市民のデモ隊に向けて銃を撃っている音だとわかりました。そのうちにホテルの駐車場から火の手があがりました。火炎瓶を持った男がトラックに向かって走っていきます。わずかに外して炎上。すぐに男に向かって一斉射撃。市民の行進が続く中で6度火炎瓶が投げられました・・。
写真は翌6月5日の朝、パトロール中の戦車をビビりながら撮ったものです。あれから27年の歳月が経ちました。当時今の中国の繁栄を誰が想像できたでしょう。日本のGDPがほとんど横ばいの中、中国のGDPは10数倍に膨れ上がったわけです。今でも当時の駐在員仲間で集まると当時のことが話題に上がります。これまで何度か6月4日に集まって酒を飲んだこともあります。中国と関わりたいと思った当時の若者たちは、あの日から27年経った今、一体何を思うのでしょうか

天安門3
[ 2016/06/05 18:00 ] 世界の旅 | TB(-) | CM(0)